Leptyもリニューアル

変更内容はOLPHES Rhapsodyと同じくマザーボードと搭載されているマルチドライブが置き換えられただけ。
Rhapsodyと違ってこちらは縦置きすることを前提に作られているため設置スペースが小さくて済む。そして、3.5inchHDDが利用できる点が大きいと思われる。
2.5inchHDDだとS-ATAの選択肢が極めて限定される(富士通と日立GSTのみ)がこちらだと殆どのメーカーがS-ATA仕様のHDDをリリースしており、容量的にも巨大なHDDがあるためそのメリットは大きいと思う。
Rhapsodyよりも内部の容積が大きいため3.5inchHDDの熱量の影響は少ないと思われるが念のためサーバ用途で使うのであれば5400rpmのHDDを利用した方が良いと思う。
#当然、S-ATAの恩恵はケーブルが細いことによる空気の経路確保くらいになるが


3Dゲームをガシガシやりたい!って人や3DCGをガシガシ描きたい!って人はグラフィック性能がオンボードでは物足りないと感じるかもしれないけれど、このLeptyだとPCI Express x16用スロット*1が一つ付いているため将来的な拡張も可能だ。
そして、メモリも2GBまで搭載可能なので次期Windowsがリリースされても問題なく動作させることが出来ると思われるし、サーバ用途で自分みたいにWebLogicとか動かしてみたいからメモリ大量に載ってるのが欲しい!って人間には良いのかもしれない。
不満があるとすればRhapsodyもそうだけど、S-ATAで外部ストレージとの接続が出来るような機構やオプションを考えてくれないだろうか?って事かな。
JULAの様にRAIDユニットを搭載可能なベアボーンも出しているから考えてはいると思うけど、2.5inchHDDでも100GBの容量が実現している現在だからこそS-ATA対応の2.5/3.5inchHDD用RAIDユニットを載せられるPentiumM対応ベアボーンを出して欲しい。
あとは、Leptyに2.5inchHDDを2台搭載できる様なオプションを用意してくれると非常に嬉しい。

*1:ただし、ロープロファイルにのみ対応