WebLogic Server8.1SP5について一言

を見るとSP5の確認済みの問題が非常に少なくなっているのがわかる。
SPの数字が増えるほど“確認済み”の問題の数は少なくなっているのだけど、“解決済み”の問題については対して数が変わっていないように思える。*1
他のJ2EEサーバにも言えることだけど
『24時間365日稼働が当たり前なEnterprise市場で本当にJ2EEサーバは使い物になるんですか?』
と疑問を呈したい。
現状ではJ2EEの仕様をフルに活かしたアプリケーションを作っている所は稀だから良いけど、SOAとかを実現しようとすると各リソースマネージャ毎のトランザクションの管理方法やWebサービスの扱い方の差異をESB側で吸収出来ないケースが増えてきて、とても24時間365日連続稼働なんて耐えられないと思う。。。

今後確認済みの問題が増えて行くものと思われるけどWebLogic Server9.0が出た以上は必然的に開発のリソースはそちらへ流れていくはず。
つまり、WebLogic8.1については新規バグの発見率が低下していって、J2EEの機能を活かせば活かすほど新規の修正が難しいバグが発見されるだろうから、リスクを避けて新しい機能を追求しないで安定している機能だけで実現する方法を模索するのが吉だと思う。

*1:しかも、毎回致命的なものが出てる気がする