WebLogic Server 9.1!

何か久しぶりに米国のdev2devを探索していたらWLS9.1なるものを発見してしまいました♪
新機能を見てみると色々と良い機能が増えてますな。
SAMLの対応強化もそうですが、Identity-Based Connection Poolingというのが気になります。
これはWebLogic上で管理するIDとDBに接続するためのIDをmappingさせて、WebLogic上のアプリケーションにアクセスしてきたユーザ毎にDBへの接続ユーザも切り替えられるというものです。
既にOracle社のApplication Serverでは実現できていましたが*1、BEAは独立したベンダーなのでOracle以外のRDBMSを利用しても同様の機能を実現できるようになっている様です。*2


と、ここまで書いたのですがWebLogicを知っている方なら既にお気づきでしょうがちょいとおかしい点があります。
そう!ついこないだWebLogic Server9.0が出たばっかなのにもう9.1なのです。
WebLogic Server6.0が出た直ぐ後に6.1がリリースされて6.0は闇に葬られましたし、
WebLogic Server7.0も出てまもなく8.1がリリースされて利用者はかなり少ないみたいです。
WebLogic Server9.0も過去の「x.0」という製品と同様に出荷するには未熟だったんでしょう。
噂で9.0は短命で9.1が出そうと言うのは聞いたことがありますが、コンボパッチが公開された時点でその噂はデマだったと思っていたんですけどねぇ。
まさか本当に短命とは思いませんでしたw


ちなみにリリースされているバイナリは

となっています。
ドキュメントの改版履歴を見たところ、ちょうど一ヶ月前の2006/12/16にリリースされていたみたいです。*3

*1:当然、自社製品に閉じてましたが...

*2:検証環境がないので試してませんが(;^_^A アセアセ…

*3:WLS9.0は2005/07/22にリリースなので半年保たなかったみたいですね