BEA05-80.00について

このアドバイザリは管理コンソールのアプリケーション自体に XSS脆弱性が含まれていると言うもの。
基本的に XSS を実行するのはブラウザであってWebLogicではないが、
WebLogic(の管理コンソール)が受け取った入力データをそのままブラウザに返していたことがこのアドバイザリで指摘している問題である。
これはパッチを当てる以外に XSS の実行を防ぐことは出来ないが…(ごにょごにょ
先日LDAPサーバの件(BEA05-81.00)で書いたように
接続フィルタを利用してアクセスを制限することで不特定多数からのアクセスは防げる。
#そもそも不特定多数からアクセス出来る環境自体がアレなんだけど
ちなみに、
管理ポート(SSL接続でデフォルトは9002番ポートが利用される)を有効にしてもBEA05-81.00で言われているAnonymous接続は出来るのでこの脆弱性に対してと言う意味では管理ポートの設定は全く意味がない。
#管理や運用の面で言えば管理ポートを有効にすることは意義があるが。