BEAを捉えたなどと生意気なw

というほどBEA社に対して愛着など特別な思いはありませんがw

何故Oracle製品(特にOracleAS)のシェアが伸びたのか?
それはBEAのWebLogicと比べて低価格だからだと思う。
WebLogicは高いですからね。


コストパフォーマンスではOracleASの方が有利なのでしょう。
WebLogicやWebSphereと比べて
これは後発組であるOracleにとってもっともアピール出来る事が“価格”という価値しかなかったためとも言える。


WebSphereの場合はサーバにバンドルされており、その為にシェアは高いが実際に利用されている数ベースでシェアを見直すとWebLogicの方が圧倒的に高いシェアを獲得している。
#これは米国の調査機関の調べからもそうなっている
WebLogicの場合は、サードパーティであるが為にマニュアルなどのドキュメント類をWeb上に完全公開しており、通信業などでの実績などもあり、実際にbenchmarkなどでも高い数値をたたき出している。
Oracleがこれら2強に割ってはいるためには性能が高い事は当然としてそれ以外に付加価値を見いだす必要があり、しかも、多くのユーザに取ってメリットがあり且つ判りやすいという条件が加えられていたはずであるため、誰にとっても判りやすい“コストメリット”を顧客に対して提示したのは必然とも言える。


「BEAをとらえた」
というがAquaLogicはどちらかというとミドルウェア間の統合を目指した製品であるためDBとミドルウェアというOracle社の目的とは一線を画していると思う。
それだけBEA社のSOA戦略を驚異に感じているのかそれともそれだけBEA社の戦略の業界への認知度が高いとふんで名前を出すだけの価値があると考えたのかは定かではないが、IBMの名前が出なかっただけでもOracle社がSOA戦略においてどこをライバル視しているのかが判る興味深い記事だと思う。